無呼吸・いびき・歯ぎしり
スポーツ時の歯の保護に
マウスピースで守る、整える
~マウスピースの役割はさまざまです~
「いびきが気になる」「朝起きると顎が痛い」「ナイトガードを勧められたけれど、自分に合うかわからない」
そんなお悩みを抱える方に知っていただきたいのが、マウスピースの多様な役割です。
マウスピースには以下のような目的があります
● 歯ぎしり・食いしばりの緩和
● 顎関節の保護
● スポーツ時の外傷予防
それぞれの目的に応じて、形状や厚み、噛み合わせの設計が変わります。
下顎を前方に誘導する構造で、気道を確保
睡眠時無呼吸症候群は、「舌」や「顎の位置」によって気道が塞がれることで発生します。
このため、当院では下顎を前に出す構造のマウスピースを用いて、気道を確保し、いびきや無呼吸の軽減を目指します。
無呼吸用マウスピースの特徴
● 下顎を前方へ導く設計
● 保険診療対応には内科での診断が必要(※自由診療での作製も可)
顎の位置を正しく整えることで、舌や筋肉のバランスが改善され、呼吸がスムーズに。
就寝中の「息苦しさ」や「日中の眠気」の緩和にもつながります。
歯の摩耗・顎関節のダメージを防ぐ
歯ぎしりや食いしばりは、就寝中に無意識に起こる習慣です。
放っておくと、歯のすり減りや詰め物の脱落、顎関節症の原因になることも。当院では、上顎に装着する緩衝材としてのマウスピースを提供しています。
歯ぎしり用マウスピースの特徴
● 上下の歯が触れないように保護
● 睡眠中の負担を軽減
「朝起きたら顎がだるい」「歯が欠けたことがある」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
衝撃から歯と顎を守る、競技に応じた設計
スポーツ中の外傷から歯や顎を守るには、ルールに準拠したマウスピースの使用が推奨されます。
スポーツ用マウスピースの特徴
● 競技によって「上のみ」または「上下セット」
● オーダーメイドでフィット感を重視
スポーツによってマウスピースの形状や装着ルールが異なるため、競技名を事前にお知らせください。
例)ラグビーでは上下必須、ラクロスでは上のみ許可されていた時期もあり
「部活で必要と言われたけれど、どんなものか分からない…」という方も、お気軽にご相談ください。
大学生・高校生の初マウスピース作製にも対応しています。
INTERVIEW
酒井院長インタビュー
~スポーツ時に歯を守りたい~
「マウスピースは“守る道具”であり、
“整える装置”でもあります」
── マウスピースというと、歯ぎしり対策のイメージがありますが、それ以外にも役割があるんですね。
そうなんです。実はマウスピースには「歯を守る」だけでなく、「顎の位置を整える」「呼吸をサポートする」など、いろんな目的があります。
例えば睡眠時無呼吸症候群の方には、下顎を少し前に誘導する構造のマウスピースを使います。そうすることで、舌の位置や筋肉のバランスが整い、気道が塞がれにくくなるんです。
── それは保険でできるんでしょうか?
無呼吸症候群に関しては、保険診療で対応するには内科の診断が必要です。ただ、自由診療での対応も可能ですので、まずはご相談いただくのが良いかと思います。
── 歯ぎしり・食いしばり用のマウスピースとは、どう違うんですか?
歯ぎしり用は「上下の歯が触れないようにする」ことが目的なので、上顎だけのシンプルな構造です。
あくまで「緩衝材」としての役割が強いですね。一方、無呼吸用は上下セットで作製し、噛み合わせも調整して、下顎の位置を動かします。
── スポーツ時のマウスピースも、また違う設計になるんでしょうか?
はい。スポーツ用は外側の厚みがしっかりあるのが特徴です。外からの衝撃を吸収して、歯や顎を守るためですね。
競技によってルールも違っていて、ラグビーでは上下必要、ラクロスは以前は上だけでもよかった、というように、競技ルールに応じて作製方法を変える必要があります。
── 大学生や高校生など、初めて作る方も多そうですね。
そうですね。中には「部活で作ってこいって言われたけど、どんなのかわからなくて…」と来院される方もいます。
その場合は、競技名やルールを一緒に確認しながら、必要な設計をご提案します。
── マウスピースを検討されている方に、最後にひとことお願いします。
「マウスピース」とひとことで言っても、用途によって設計や目的は大きく異なります。
当院では、お一人おひとりの症状や目的をしっかり伺ったうえで、最適なマウスピースをオーダーメイドでご提案しています。
「寝ると苦しい」「朝起きると顎がだるい」「スポーツで歯を守りたい」など、どんなことでも構いませんので、気になることがあればぜひご相談ください。
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