ORAL FRAILTY
高齢者の口腔機能サポート
「噛む」「飲み込む」ができることは、
“生きる”力につながります
寝たきりを防ぐカギは、口の機能にあります。できるだけ早くから、できることを。
高齢になると、筋力や体力の低下とともに、口の機能も少しずつ衰えていきます。
「最近むせやすくなった」「食事の量が減った」「滑舌が悪くなってきた」そんな小さな変化が、実は咀嚼(噛む)力や嚥下(飲み込む)機能の低下を示しているかもしれません。
実は、口の機能はある一定のラインを超えて衰えてしまうと、訓練しても元に戻らないことがあります。
だからこそ、「悪くなってから対処」ではなく、「今のうちにできる予防・訓練」が非常に大切なのです。
診療内容
口腔機能低下の
チェック・評価
● 噛む力、飲み込む力、滑舌のチェック
● 唾液量や舌の動き、発音の明瞭度などを簡単に測定
● 定期的にチェックし、機能低下のサインを早期に発見

トレーニング・
リハビリテーション

● 嚥下困難がある方には、医科との連携による対応も可能
機能が衰えないよう
「守る」ことが基本
● 虫歯・歯周病を早期に治療し、「噛める歯」を守る
● 神経を抜かずに歯を残す精密治療を重視
● セルフケアやメンテナンスも含めた「支える体制」を整備

特に大切にしていること
咀嚼と嚥下は、生きるための「基礎機能」です。
どれだけ身体が弱っても、ご自身の口で食べることができれば、寝たきりや重度の介護が必要になる可能性はグッと減ります。
逆に言えば、咀嚼や嚥下の機能が失われると、急激に体力や生活の質が落ちてしまいます。
多くの方が「悪くなったらリハビリで戻せばいい」と思いがちですが、口の機能には“戻せないライン”があります。
だからこそ、今のうちから支え続けることが、未来の自立につながるのです。
INTERVIEW
酒井院長インタビュー
高齢者の口腔機能サポートについて
「噛む・飲み込む」は、
人生を支える基本機能
── なぜ高齢者の口腔機能に注目されているのですか?
高齢になると、足腰だけでなく、お口の機能も落ちてきます。
その中でも特に大切なのが、咀嚼(噛む)と嚥下(飲み込む)の機能です。
この2つができなくなると、食事が取れなくなって栄養が不足し、結果的に寝たきりや重度の介護が必要になってしまうんです。
── 機能が落ちてからでは遅いというのは本当ですか?
本当です。多くの方は「悪くなったら治せばいい」と思いがちですが、あるラインを超えてしまうと、どんなに訓練しても元に戻らないことがあるんです。
だから「まだ元気なうち」に、小さな変化を見逃さず、予防や訓練を始めることがとても大事です。
── 口の機能を守ると、介護を防げるのですか?
はい。これは私の長年の臨床経験からも言えます。
元気に食事をしている方、会話がはっきりしている方は、寝たきりになる確率が圧倒的に低いんです。
つまり、「食べられる口」を守ることは、「その人らしい人生」を守ることでもあると、私は考えています。
── 今後、歯科の役割はどうあるべきでしょうか?
これまでは「歯を治す場所」だった歯科が、これからは「その人の生活を守る医療」としての歯科に変わっていくべきだと思っています。
お口は健康の入り口です。
歯や神経を守る精密治療だけでなく、口腔機能の低下を未然に防ぐサポートにも、しっかりと力を入れていきたいと考えています。
── 院長メッセージ
「長生き」は当たり前になってきましたが、「元気に生きる」ことは、誰にとっても簡単なことではありません。
当院では、歯の治療だけでなく、その先の人生の質(QOL)を支えることを大切にしています。
口の機能を守ることは、介護予防、寝たきり予防、さらには孤立予防にもつながる大切な取り組みです。
今、特に不自由がなくても、「元気に食べる」「しっかり話す」力を維持するために、ぜひ一度チェックしてみてください。
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