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歯科用CT検査

COMPUTED TOMOGRAPHY
歯科用CT検査

より正確な診断と納得の治療のために

診断の精度が、治療の未来を変える~

CTとレントゲンの違いとは?

まず、一般的な「レントゲン」は平面的(2次元)な画像で、影絵のようにお口の中の状態を確認するためのものです。

一方で「歯科用CT」は、立体的(3次元)に構造を把握できる画像検査です。つまり、情報量で言えば6倍以上の差があるとも言われ、目で見えない部分まで細かく確認できるため、診断の精度が大きく向上します。

「診断が正確であること」は、治療結果にも直結します

診断が少しでもズレると、治療方法そのものが変わってしまいます。
そして、治療法が変われば、当然ながら治療の結果にも違いが生まれます。
たとえば、根の奥に膿がたまる「根尖性歯周炎(いわゆる「ペル」)」の場合でも、「2次元のレントゲンでは写りきらなかった原因」が、CTを撮ることでようやく見えてくることが多くあります。

✔ 虫歯が深く進行していたのか?
✔ 以前の治療で十分に触れていなかったのか?
✔ すでに歯が破折していたのか?

このような細かい部分は、CTでなければ判断できないことも少なくありません。

「事前に知っておきたかった」と後悔しないために

実際に、CTで状態を見た上で「この治療をすると、抜歯になるリスクが高い」といったことが事前に分かれば、患者さんは「納得した上で」治療を選ぶことができます。

● 「それならば、できるだけ今の歯を使いながら、準備をしてインプラントに備えたい」
● 「治療はしないで、別の方法を考えたい」

こうした選択肢も、正確な情報があるからこそ選べるようになります。これは歯科に限らず、医療全体でも変わってきた考え方だと思います。医師が治療方針を「決める」のではなく、患者さんが「選べる」時代
そのために必要な「情報の質」を提供できるのが、CTという存在です。

CTを導入している歯科医院は、実はまだ少数派です

CTは非常に有用な設備ですが、全国の歯科医院全体での導入率はまだ2〜3割程度と言われています。
理由は単純で、1000万円以上する高額な医療機器であり、すべての歯科医院で導入できるわけではないからです。

当院では、「より正確な診断を通じて、納得と安心の治療を提供したい」という思いから導入を決めました。
正直に言えば、CTを持たずとも歯科診療はできます。
しかし、「見えないものを見えるようにする」ことこそ、歯科医療の進歩だと考えています。

CTは「未来の選択肢」を増やすための大切な検査です

CTを撮ることで、治療の成功率が上がるだけでなく、「この先の治療をどう進めるか」を患者さんご自身で選べるようになるというメリットがあります。
何もかもをお任せするのではなく、ご自身の口の中の状態を知り、納得して治療を選ぶために。
CT検査は、その第一歩となる大切なツールです。気になる方はお気軽にご相談ください。

INTERVIEW
酒井院長インタビュー 
歯科用CTについて

京王八王子駅前歯科・矯正歯科 院長 酒井先生に聞く、CT導入の理由

「診断が変われば、
治療の精度も結果も変わる」

── 先生、CTってどんな機器なんでしょうか?
まず「レントゲン」と「CT」の違いを簡単にお話しすると、レントゲンは2次元、CTは3次元です。
実はCTも広い意味ではレントゲンの一種なんですが、皆さんがイメージしている「レントゲン写真」は、影絵のような平面的な画像ですよね。
一方、CTは立体的に見ることができる。つまり、見える情報量がまったく違うんです。

── どのくらい情報が違うのでしょうか?
体の手術でも、今は2次元のレントゲンだけで手術するなんてことはほとんどありません。
歯科も同じで、CTを使うことで6倍〜8倍くらい情報量が増えるとも言われています。
でも大事なのは、単に情報が多いというだけでなくて、情報が増えることで「診断そのものが変わる」ということなんです。

── 診断が変わると、どうなるのでしょう?
当然ですが、診断がずれると治療方針もずれるんですね。そして、治療方針がずれれば、結果も変わってきます。
例えば「ペル(根尖性歯周炎)」という、歯の根の先に膿がたまる病気があります。
これは、虫歯の細菌が奥深くまで進行して起こることもあれば、以前の治療で削りすぎていたとか、歯が割れてしまっていたり、原因は実にさまざまです。

2次元のレントゲンだと、「膿があるね」ということは見えても、その原因まではわかりません。
でもCTなら、「あ、ここが割れてる」「ここまで進行してる」というところまでわかります。

── それによって、患者さんにとっても違いがありますか?
あります。CTを撮ることで、「今この状態です。治療すると○%の確率で歯を残せるかもしれません」「逆に抜歯の可能性もあります」といった、「先を見据えた説明」ができるようになるんです。
治療を進める前に、「最初からそれを知っていたかった」とおっしゃる患者さんはとても多いです。

── CTがあることで、選択肢を増やせるということですか?
そうですね。たとえば「この歯は、できる限り使って、それまでにインプラントの準備をしておこう」とか、自分に合った治療の方針を立てやすくなるんです。昔と違って、医師が全てを決める時代ではない。
「正しい情報を得たうえで、治療を選ぶ」っていうスタイルが、今は求められていると思うんです。
そのためには、正確な診断が不可欠で、そのためのCTなんです。

── CT導入にはかなりの設備投資が必要だと聞きました
はい、正直、導入には1000万円以上かかります。全国の歯科医院でも導入率は2〜3割程度と言われています。
それでも、「うちではできない」ということをなるべく減らしたいという思いがありました。
本当に必要なものには投資をする。CTがあるからこそ、患者さんにきちんと伝えられることがある。それが導入の理由です。

── 他にも設備投資で大事にしていることはありますか?
例えばセレックやマイクロスコープもそうですね。
私がセレックを最初に導入した頃なんて、日本国内の導入率は10%台で、ほとんどの歯科医院で見かけることはありませんでした。
でも「良いもの」「診断や治療の質が上がるもの」は導入すべきだと思っています。
流行りの施術や、歯科以外でもできるような美容目的の処置は、正直、うちではやりません。
でも、「診る・伝える・選んでもらう」ために必要な機器には、きちんと備えたいと思っています。

── 最後に、CT検査をご検討中の方へ一言お願いします。
CTを撮ることで、治療の選び方や考え方が大きく変わることがあります。
だからこそ、私たちは「まず状態を正確に知ること」から始めたいと考えています。
将来を見据えて、納得のいく治療を選びたいという方にこそ、ぜひ活用してほしいと思います。

酒井院長プロフィール

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